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執筆者の写真Wix 森

Web 制作案件の9割を Wix Studio でこなす FORM が語る、Wix Studio の魅力とは

企業ブランディングに関わるビジュアルを幅広く手がけるデザイン会社 FORM。今回は、制作ツールを Wix に一本化し、Web 制作案件の9割を Wix Studio で手がける FORM 代表/アートディレクターの鈴木大和様に、Wix Studio の導入によりクライアントワークがどのように変化したのかお話を伺いました。


―まずは FORM について教えてください。

鈴木大和:弊社はウェブサイトやロゴマーク、パンフレット、SNS 広告など、主にクライアントの企業ブランディングに必要なデザインを手がけています。

夫婦二人三脚で事業を営んでおり、私が主にクライアントとの打ち合わせやディレクションを担当し、妻がデザイン制作を担当しています。2023年まで約14年間、名古屋市で活動してきましたが、今年から岐阜県に拠点を移し、心機一転新たなスタートを切りました。「デザインができる全てのことを、全ての人へ。」を信念に、企業のブランドに寄り添った、万人に響くデザインを心がけています。

―Wix を使い始めたきっかけは何だったのでしょうか。

鈴木大和:Wix との出会いは、日本語版エディタがリリースされた2012年頃でした。高品質なウェブサイトをノーコードで制作でき、すぐに「これなら仕事でも使える」と直感しました。

以前は WordPress などのツールも併用していましたが、Wix の進化を目の当たりにし、今年からは完全に Wix に一本化しています。クライアントに対しても「Wix ならニーズに合ったウェブサイトが制作できます」と積極的に提案するようになりました。


―Wix エディタと Wix Studio はどのように使い分けていますか。

鈴木大和:今年に入ってからは、Wix Studio を9割、通常版の Wix を1割程度の割合で使用しています。

Wix エディタでもかなりのことができますが、よりプロ向けの Wix Studio を導入したことで、クライアントワークにおいてできないことがほぼなくなりました。今後は Wix Studio を主力ツールとして活用していく方針です。一方で、予算が限られていたり、納期が極端に短い案件では通常版の Wix エディタを使うこともあります。

―Wix Studio に移行した際に感じたことを教えてください。

鈴木大和:ノーコード/ローコードの Web 制作という部分がさらに進化を遂げたと実感しています。コーディング不要でフルレスポンシブ対応が可能になり、セクショングリッドに関しても、これほど簡単かつ直感的にレイアウトを作れるツールは他にないと驚きました。

また、他社のツールと比較した際に、ダッシュボードや編集画面の UI/UX が圧倒的に使いやすく親切だと感じました。私を含め、デザイナーの中にはコーディングやデジタルツールに対して苦手意識を持つ人が少なくありません。そういった人々にとっても使いやすいツールであることは、Wix の大きな魅力だと思います。

―Wix Studio を導入することで、制作時間に変化はありましたか?

鈴木大和:劇的な変化がありました。以前はエフェクトやアニメーションのコーディングを外部の開発者に依頼していましたが、Wix Studio なら完全に自分で制作できるようになりました。

全体の制作期間でいうと、以前は3ヶ月かかっていたウェブサイトが、今は1ヶ月で完成できるようになりました。ビジネス的な観点から見て、品質を維持しながらこれだけの効率化が図れるのは、非常に大きな強みだと考えています。


―Wix Studio を使って制作された NJ STYLE 様のサイトについて、受注の経緯や、クライアントが抱えていた課題を教えてください。

鈴木大和:NJ STYLE 様は、名古屋樹脂工業株式会社が立ち上げた器のブランドです。フランスの展示会への出展を控え、専用のウェブサイトが急遽必要になったことが依頼のきっかけでした。

当初はデザインのみを担当し、Web 制作は別の会社が担当していました。しかし、デザインの細部が指示書通りに仕上がらないケースが発生し、デザイナーである私たちが直に制作した方が品質担保できると感じたことから、Wix Studio を使った自社制作に切り替えました。納期が一、二ヶ月と短かった点も、迅速に制作できる Wix Studio が最適だと判断した理由の一つです。

Wix は多言語サイトを構築できる Wix マルチリンガルという機能があり、フランス語や英語にも簡単に切り替えられます。結果として、Wix Studio はあらゆる面で優れたパフォーマンスを発揮しました。高いクオリティを維持しながら、納期も大幅に短縮できたのです。

―デザイン面でこだわったポイントはありますか?

鈴木大和:日本的な"奥ゆかしさ"を表現することにこだわりました。例えば、スクロールに追従して要素がふわっと現れるエフェクトは、その一例です。また、シンプルな格子模様のデザインには、先ほど話したセクショングリッド機能を活用しています。こういった細部にまでこだわることで、日本らしさを効果的に演出できたと思います。

Wix Studio の導入により、頭の中で描いていたイメージをより直接的にデザインに反映できるようになったと感じています。アイデアをより直感的に実現できるようになり、NJ STYLE 様のサイトはまさにその集大成とも言えるウェブサイトになりました。

―最後に、今後 Wix Studio を活用して取り組みたいことを教えてください。

鈴木大和:より尖ったインタラクティブデザインに挑戦したいです。Wix Studio ならアニメーションや動きを自在に表現できるので、クリエイティブな依頼が来た際には、思う存分その可能性を追求してみたいですね。

また、個人的な目標として、Wix Studio の制作実績で日本最多を目指したいと考えています。大手制作会社と競うのは簡単ではありませんが、個人レベルで最多の実績を残すことは十分に可能だと信じています。これからも Wix Studio を活用して、クライアントの期待を超える作品を生み出し続けていきたいです。

 

  • Wix Studio についての詳細はこちら

  • デザイン会社 FORM のウェブサイトはこちら



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